RedBull King of the Air ,MAUI 2005.10.9〜15
  ●10.2 マウイ到着当日、
  ボードが顔面に直撃!自分の舌で唇を触ると明らかに傷が深い!?ちょうどロビーさんがいて「俺も前に唇切ったよ。お酒飲んで忘れれば大丈夫だよ〜。」・・・・・・・キングロビーさんにそう言われたら納得してしまいそうだけどカイトやってるお医者さんに見てもらったら「縫ったほうがいいね。」ってことでヒロさんに「ER」に連れて行ってもらい、3針縫った。唇に麻酔はかなり痛かったが縫っちゃえば全然痛くなくって普通にカイトできた。でも唇になんか刺さってる感じがして嫌な気分。たぶん唇にピアスしてるとこんな感じなんだろな。。。。。。。

  ●毎日、強風
  ほとんどクロスボウ7u。大会が近づくにつれて選手が集まってきてカイトビーチは賑やかになってきた。僕も久しぶりに仲間達と会えて嬉しかった。日本から来ているみっちゃん、アキコちゃん鈴木トモコちゃん、まあちゃんも刺激を受けて練習していた。もちろん僕も刺激を受けて、シメラレテ、毎日が楽しい。でももうちょっと風弱くなってくんないかな。。。。。。。。。。。女の子にはちょっと風強すぎ。
  すげ〜のは僕がクロスボウ7uの時、他のメンズが6uかもしくは8uでいっぱいいっぱいの時にアキコちゃんがクロスボウ7uで乗れることだ。みんなもそれを見て「クロスボウすげ〜!」の一言だった。マウイカブリナキッズのショーンは爆風の中クロスボウでこれぞクロスボウスタイルって感じの独特の乗り方をしている。いいな〜あの乗り方も〜。

  ●ワールドチャンプのアーロン、
  それを追いかけるルーベン達も到着。ルーベンは他の選手とはレベルが違って、今やアーロンよりも勢いがあってすごい!カイト界は毎年新しい選手が出てきて面白い。僕もがんばらないとな。しかし風はマウイらしい?ガスティ強風な日が多い。強風過ぎ・・・・・・・・・・・・・・・。

  ●レッドブル予選を3日後に
  控えた10月6日。練習中に顔面から叩きつけられて頭フラフラ、首が痛い〜(+o+)時間が経つに連れて痛みが増して数時間後には横、上、下と次第に首を動かせなくなってしまった・・・・・・・。車運転する時も、人に呼ばれた時も常に流し目で超変な人だよな〜。唇に3針、首はムチウチ。格闘技やってる人達は試合が終わるたびにこんな感じだろうか。絶対やりたくないな。。。

  ●翌日、首はまわらない。
  もちろんカイトはできない。みっちゃんにもらったシップを貼りまくり予選までに治るように祈って安静にしていた。大会前日もカイトはやらなかった。できない。でも良くなってきてるし、ぶっつけ本番でいくしかない!

  ●10.10 大会がはじまった。
  痛みはまだ残るけどやるしかない。ともこさんをはじめ日本チームの熱い応援に元気をもらって挑んだ。運よく僕は1回戦なし、2回戦のマンオンマンで勝てば即本選行きが決まる。首の状態からも2戦以上やるのはキツイ。1回で絶対決めてやる!という気持ちで挑んだ。
  相手はフランスナッシュライダーのシリル。彼もPKRAに参戦してる若い選手で上手い。風は僕にとっては有利な超爆風になった。クロスボウコンディション!!クロスボウ7uで迷わずぶっ飛びまくって勝ち上がった。
  去年は嬉しさのあまり泣いちゃったけど(内緒のつもりだったけどともこさんの日記で知れわたってしまった・・・・(^^ゞ・・・)今年は涙は出なかった、もちろん嬉しかったけど、去年は8人しか本選に行けないという厳しい予選だったし、尊敬してた人に勝った喜びもあったから。今年は世界各地の予選を勝ってきた選手たちもマウイ予選に参戦しなければならなかった。去年のマウイ予選が、各地の予選に比べてあまりにもレベルが高く超ハードだったからそういうことになったんだろう。だからといって今年がすごくイージーなわけではない。
  まあとにかく予選は突破で一安心。本選は波があがる予報だし、楽しみだ。首まだ痛いな〜。

  ●メンズは本選出場選手が出揃って、
  レディスの予選がはじまった。ほとんどのメンズ選手はレインズで本選に向けて練習してるみたいだけど僕は首が痛いし、本選に向けての練習はやらないほうがいいと判断。1日レディスのサポートをした。まあちゃん、アキコちゃん、ともこさんが出場。ユリちゃんは予選なしだけどヒザの状況を見て今回辞退。アッコちゃんは世界の大会を初めて見て感動していた。彼女もとてもいい経験になっただろう。まあちゃんも1回戦は勝ち上がるも敗退。でも御前崎で最後に一緒に乗った時よりも確実に上手くなってきているし、スピードのあるライディングを心がけていてこれからに期待したい。
  我らがともこさんも大会中にレディスの中で一番高くてクリーンなハンドルパスを決め会場を沸かせた。しかし最後の最後で現在PKRA3位ブルーナに僅差で敗れて敗退してしまった。残念だけど、ともこさんの分も僕ががんばらないと。

  ●オープニングパーティ
  が開かれて、本選出場を果たした選手が舞台に呼ばれてレイを首にかけてもらう。この時に僕は本選の舞台に立つんだと改めて実感。波も上がる予報が出ている。ドキドキワクワク。

  ●10.13 予報通り波があがった。
  はいいけどちょっとデカスギない?!って思うほどの超ビックウェイブ。ホキパの端からレインズまでセットが入ってくると一つにつながる。正直かなりビビッタ。マジでデカイし、いい波とは言えないクローズアウトしている超パワフルな危険な波だった。レインズマスターのともこさんにアウトへの出かたなどアドバイスをもらった。僕だけじゃなくほとんどの選手がこのビックウェイブにドキドキしているのがわかった。
  でもビビリながらも、なんか楽しかった。この波の中でみんなとセッションできる楽しさのほうが上回ってなんか変なテンションになった。
  ヒートが決まり、僕はクリントンという若手の選手と1回戦当たる。同じヒートにはアーロンがいる。クリントンは決して勝てない相手ではない。が、、、、、負けてしまった。ジャンプを確実に決めていく相手に対して僕は緊張もあって、失敗はなかったもののインパクトに欠けていた。1コケ・・・・・・・・・・でも去年も1コケでそっから這い上がったからルーザースがんばるしかない。ビックセットに当ててのジャンプは高さがすごかった〜・・・・・・・・・・・・あんな波に当てて飛んだの初めてだ。
  ルーザースの相手は同じヒートだったアーロンとその相手の負けたほうとやることになる。普通に考えればアーロンが勝ち上がってその相手のタヒチから来た人(正直そんなにすごくはないから僕も勝てるだろうと考えていた)が僕の対戦相手となる。
  ところがどっこい、アーロンは出てすぐにボードを流してしまい何もできずに終了。さすがのチャンピオンも何もしなければ勝てない。まさかの1回戦敗退でルーザースへ、僕の相手はアーロンになってしまった(・へ・)。でもここはホキパ。フラットじゃない。チャンスはあるからがんばろう!
  他ではやはりルーベンがダントツ。ロビーさんが健闘してファイナルまで残った。さすがロビー!波が上がるとやっぱり上手い!詳しくはレッドブルのHP

  ●翌日、ルーザースヒート
  波は昨日よりも落ちたけどまだサイズはある。風も吹いてきた。僕はヒートギリギリまで9か12か悩んだ末、クロスボウ9で出た。カイトサイズはバッチリ。波に当ててのビックエアーとハンドルパス、波乗りを少し入れて組み立てた。ホキパでこのコンディションでアーロンと戦えることが嬉しくてヒートを楽しむことができた。
  しかしアーロンがダブルハンドルパスを決めて、その他も失敗少なく決める。やっぱイチコケしてるから気合が入ってる。
  結果は敗退。僕は去年の成績を上回るのが目標だったからこの敗退は悔しかった。くそ〜〜〜〜〜。でもこの悔しさをバネにまたがんばろう!勝つよりも負けたときの方が得るものは大きい。負けてまた強くなれると僕は思っている。

  ●レディスも
  行われたが中には波には乗ったことが無い選手もいて見てるこっちがドキドキする子もいた。このコンディションでともこさんとユリちゃんがいれば活躍しただろうな〜。レディスは現在PKRAランキングトップのクリスティンとレッドブル女王のスージーの対決で結局スージーが3連覇を達成。カワイイ上手い!
  メンズはルーベンが優勝!ロビーさんが2位。そしてなんと僕が負けた相手クリキントンが3位、これはたぶん誰も予想してなかったことだろう。彼は失敗少なく無難にジャンプを決めて勝ち上がっていった。自分が負けた相手が3位。嬉しいけど、悔しい。勝ってたらな〜・・・・・・・・・って考えてしまう。でもそれが大会。チャーリーも言っていた「イッツ コンペティション」。何よりも楽しむことが大事。それで勝ったら最高だ。

  ●RedBull King of the Air
  今大会はレッドブル至上最高のコンディションだったと思う。レッドブルキングオブザエアーにふさわしいビックウェイブ、その波に当ててのビックエアー、ウェイブライディング。もちろんハンドルパスなどのアンフック系のトリックもあり、こんな大会他にはない。選手もロビーさんをはじめとする大御所からルーベン、アーロンなどのワールドツアーをまわる若手の選手達まで、スタイル様々、これまた他の大会にはない顔ぶれだ。久しぶりに再会する選手もいて楽しかった。これに参加できた自分はとても幸せだ。

  残念ながらレッドブルは今回が最後となる。全7回開催されたレッドブル。僕は確か4回出場している。(5回かな?)1度はアメリカ同時多発テロのため中止。2003は予選敗退。去年2004は少ない本選出場枠を勝ち取って涙?の本選出場。結果は13位。そして今年。
  この大会が無くなってしまうのはとても悲しいし寂しい。他にこんな特別な大会があるだろうか。1年に1度だけホキパがカイトボーダー達に開放される。マウイは特別な場所だ。ここでの大会がなくなってしまうなんて・・・・・・・・・・・・・・・・・でも今年すげ〜いい大会だったからまた来年もやっちゃうんじゃないの?って思ってるのは僕だけかな。

  パーティで、編集されたビデオが流れてたけど、見ごたえのあるものに仕上がっていた。だってあんなデカ波で大会してる映像って他にないから迫力が違う。僕もちょっとだけ映ってた、やっぱり早く負けると出番は少ないな。いいところ無かったし((+_+))でもDVD出たら買いだね。

  まとめ〜ありがとうクロスボウ〜世界の流れ〜
  
今回マウイ滞在は大会前後合わせて17日間。たくさんの刺激を受けて、シメラレテ。すごく学ぶものが多かった。ケガもしたし。持って行ったカイトは3枚のみ。クロスボウの7、9、12uだ。今まで5枚だったカイトが3枚に減った。これもクロスボウの高い性能のおかげだ。荷物が少ないのはトリップするのにとても嬉しい。
  マウイのガスティ強風コンディションでもクロスボウはすごく活躍してくれた。クロスボウを使ってる他の選手を見てもその性能の良さが分かる。エアーは高く、滞空時間も長い。そしてスピードあるライディング。レインズでは、レインズマスターのともこさんもエリオットもディランもクロスボウだ。その波乗りを見てすごいと思わない人はいないだろう。僕も波の中で使ったけど、ほんとに楽だしリップで引っ張られることがない。フリーライディングだけじゃなくウェイブライディングの性能に優れてることも改めて実感した。

  
ルーベンやアーロン達を見ても、最近の流れとしては新しい技がドンドン出てるって感じではない、だけど確実に進化している。スピード、高さ、キレ・・・・・・・そして新しい選手が次々に出てくる。感じるのは同じ技をやってもやっぱりみんなそれぞれのスタイルがあるということ。同じことやっててもカッコいい人はすげ〜カッコよく見えるし、イマイチカッコよく見えない人もいる。それはスピードとかキレとかいろいろあるんだろうけど、ルーベンは他の選手に比べてダントツにキレていて高さもスピードも凄かった。僕もこれから、遠くから見ても写真を見ても「あっ、TOMOだ。」って分かるようなスタイリッシュでカッコいいライディングを目指してがんばって自分のスタイルをつくっていきたいな。
2003 2004 2005