PKRA cabarete 2006
6/26
  朝は無風で徐々に風が上がってきた。DRはいつも朝は風が無く、昼頃風が吹いてくる。最初スイッチ12uアンダー→ジャスト→オーバーそしてその後9uパンパンになるまであがった。結局夕方5時過ぎまで吹いてオフになり終了。
  久しぶりにガッチリ吹いてる中で乗って疲れた。。。こんなに乗るのはほぼ2ヶ月ぶりになるな。
  アーロンをはじめトップ選手達もいて練習していた。僕も彼らに混ざって練習。やっぱりこの中に入ってやると楽しくてしょうがない(^o^)
  時差ぼけのせいで疲れるのが早かったけど早速収穫ありだった。

  やってるトリックはそんなに変わっていないがスピードがすごいと感じた。。目の前でトリックを見るとすごく勉強になる、毎回感じることではあるけど、映像では伝わらないものがそこにはある。
  今日選手達の練習を見て、一緒に乗った感じ、予選は相当ハードになる。2ヶ月まともな風で乗ってない、2年近くPKRAを離れていた今の僕が簡単に勝てるほどここは甘い場所ではない。トップ選手になるとみんなほぼ同じトリックをやる。後はスタイル、成功率の争いになる。   どれだけキレイに確実に決めるか?それが大会で勝ち抜くために必要なことだ。まあでもとにかく、やるからにはベストを尽くす。

  それにしてもカイトの数がすごい。100?いや200はいるだろうな。大会前とあってインサイドは殺気だっていて油断できない。みんなカイトループフルパワーでぶっ飛んでくるんだから。。。




6/27
  13時くらいから風が上がり始めた。それまではほぼ無風。
カイトサイズはスイッチ12u→9uパンパン。今日は暗くなるまでずっと吹き続けた。
  NAISHの16才のマディソンという選手が練習相手になってくれて、集中して練習できた。彼は体はまだ小さいが、やってることのレベルは相当高い。
  大会会場前は、すごく混んでて殺気だっててとても僕が練習できる状態ではない。カイトが絡みあうのを何度も見た。かと言って1人で乗るのもね。。。。。トリックがパワード系に変わり、カイトループを組み合わせた横っ飛びのトリックが増えたのもあって、激しさを増し、周りを良く見ていないと危険。それで空いてる場所でマディソンが乗っていて、僕もそこで一緒に練習できた。今回できるだけ多くのトリックを学びたい。


  今大会のメインスポンサー、プレジデンテビール。普通にウマイ。日本では見たこと無いけど、どこかで売られてるんだろうか??


★オープニングセレモニー★

  セレモニーが行われる場所は僕が滞在しているホテルから3件くらい隣で、前回来た時に泊まったホテル。歩くと結構あるので前回マスターした"TAXIバイク"を使う。
  道路に出た途端にバイクに乗ったドミニカの人たちがこちらに目を向け"乗るか?"と合図を送ってくる。手を上げるとすぐにこっちに来てくれるのでそこで値段交渉し、場所を告げ乗せてもらう。前回US$1でOKだったので、1ドルを渡し乗せていってもらった。

  セレモニー会場に着くが日本人てゆうか東洋人1人なのでなかなか落ち着かない。前回とはメンバーも変わってるし、緊張してしまった。まず最初にスポンサーさんや、市長など関係者の挨拶。英語は少しわかるが、スペイン語で話されると全く理解不能。学校の校長の長い話よりも退屈だ・・・・。
  すると急に、「出場選手の紹介をします!国別で呼んで行きます!」と言っている。「え??」前回は予選突破した選手達が呼ばれてた。   今回のセレモニーは予選を明日に控えている。「マジカヨ〜?」と超緊張していたら、ドイツ、イタリア、ドミニカにつづき、"JAPANからただ1人の出場、TOMO MURABAYASHI〜!!"・・・まさかこんなに早く来るとは。
  大勢が見守る舞台に上がるのはマジで超緊張した。しかもまだ舞台の上には人が少ない。その時に僕が来ていることを知ったスージーは「Oh my god〜!」とビックリしていた。
  舞台の上で、スージー、クリスティン、エティエンヌ、アーロン、アルバロ・・・達と挨拶を交わした。その他にも以前に会ったことある選手達が覚えててくれてすごく嬉しかった。と同時に変なプレッシャーを感じてしまった。彼らに恥ずかしいライディングは見せれないな〜。って。

  僕が前回出場した時に比べて選手は大きく入れ替わった。たぶんメンズでは僕は最年長だろう。20前後の選手が大半を占めている。

  その後音楽ガンガンでパーティがスタート。さっきの紹介のおかげで、いろいろな人が話しかけてきてくれた。
  マウイのtomokoさんの友達、日本に妹がいるドミニカの女性、選手達・・・・・・中でも1番ビックリしたのは、7年前くらいにマウイで僕に会ったことがあるというジョシュアという青年。
  「もしかして7年くらい前、マウイのカナハでウインドしてたTOMOじゃない?TOMOと聞いてもしかしてと思ったんだけど。。。。。」と話しかけてきてくれた。正直僕は全く記憶になかった。でも彼の話を聞くと、それはどうやら僕のようで、それを覚えてくれてたことがすごく嬉しかった。彼は今ここで働いているらしい。世界は狭いな〜と改めて実感。
  その後はドミニカの奴らに囲まれて盛り上がった。彼らに付き合ってると朝まで帰れなくなりそうだったので、途中でこっそり抜けさせてもらった。ごめんね。。。。。

  帰りのTAXIバイクは最初1ドルと言ってたのに、やっぱ5ドル〜みたいなことを言い出して、ちょっと言い争った後、結局5ドル払うことになってしまった。初めての経験だったな。
  見た目が悪そうなヤツだったので最初からヤバイかな〜とは思ったけど、こういうやつもいるんだな〜いい勉強になった。

  ホテルでチェックインを済ませた後、手首にこんな風にリストバンドが付けられる。これがあることでホテルの出入りはもちろん、ご飯やドリンクを自由に手にすることができる。ホテル前のビーチ沿いにもガードマンがいてホテル出入りのチェックは厳しい。



  ホテルの中にあるプール。そんなに広くはないんだけど、日中は大人子供で賑わっていた。ヨーロッパの人達って目の前に海があってもあえてそこでは泳がずに、プールサイドでドリンク片手に本を読みながら1日を過ごす・・・って人が多いような気がする。僕は絶対にムリ。そんなの5分くらいしか耐えられんな。

6/28 トライアルスタート

  組み合わせが決まりトライアルスタート。風は今日も9uブリブリまで吹き上がった。7uでもいいくらい。3分トランジッションの6分ヒートという短いヒート。最初に負けても、もう1度負けたもの同士があたり、2回チャンスがあるいつもと同じやり方。

結果は、、僕がこれまでに出た大会の中で、1番デキが悪かった。何もできず。って感じ。確かに石垣でここ2ヶ月まともに練習できてなかったという準備不足もあったけど試合の組み立て、成功率、全てにおいてダメダメだった。

  最初のヒートは、ヒート中盤にアウトでトリック失敗の際に、カイトリーシュが外れて、カイトがぶっ飛んで終了。。。結構アウトだったので、戻ってもう1度出る時間は残されていなかった。おまけにその時にアバラを強打し軽く負傷。
  2回目のヒートは、少し落ち着きを取り戻したものの、相変わらず成功率が悪くいいところなし。。。。でもこれが今の自分の力。世界は違う。
  その後メインイベントがスタートしたので、ずっと見て勉強した。
見るのはすごくいい勉強になる。カイトサイズ、トリック、タクティクス・・・・・。やっぱり現在トップで2年連続ワールドチャンピオン・アーロンはすごい。ウォーミングアップもなしで、余裕の勝ち上がり。他の選手と比べて技の成功率、完成度が違う。
  いつものことながらドミニカの選手にはすごい拍手と声援、その他の選手には誰であろうと完璧なアウェーって感じで、ブーイングに近いものが浴びせられる。

  これがワールドカップ。この雰囲気を久しぶりに味わったので、興奮し、緊張し、そして疲れた。やっぱりできるだけ多く世界の大会を経験しないと、この雰囲気の中で勝利するのはすごく難しい。
  シングル途中まで終了して今日、僕が上手いなと思った選手は、アーロン、アルバロ、エティエンヌ、セーサー、ケビン。彼らは他の選手と一味違う。


  出場選手の半分くらいがボウタイプのカイトになっていた。ボウタイプのカイトを出しているメーカーに所属する選手のほとんどがボウタイプのカイトで戦っていた。
  一時期ボウタイプは "フリースタイルに向いてない。アンフックはやりづらい "などと言われていたけど、今回それは微塵も感じなかった。僕も正直最初はやりにくさを感じたけど、慣れれば問題はない。少しやり方やタイミングが違うだけ。
  トリックも進化してるけど、それと共に、カイトも人間もそれに対応するように進化している。


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